クラブ活動などで野球を日常的にしていると、野球肘になる可能性があります。原因について詳しく知ったうえで、事前に対策をしておくと発症のリスクを抑えやすくなります。
野球肘の原因
主な原因は投球の動作を何度も行うことにより、肘への負担が蓄積していくことです。成長期に発症しやすく、ピッチャーを続けている子どもによく見受けられます。自覚症状が遅れて現れるケースもあり、気付いたときにはかなり進行していることも少なくありません。
力を入れてボールを投げる際、肘の内側部分には牽引する作用が働きます。その仕組みによって靱帯や骨が引かれたせいで肘を損傷してしまいます。
野球肘の症状
症状について代表的なのは肘の痛みですが、数時間程度で治まることもよくあります。しかし無理して投げ続けていると、痛みの持続時間が延びていくので注意が必要です。
子どもが患う野球肘は、このように段階的に発症するケースが多く見られます。フォームやバランスが悪いと、そうなるリスクが大きくなるので早めに修正しなければなりません。
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